電動アシスト一輪車初号機
2019年の夏のことでした。旭元気野菜プロジェクト(野菜の集荷ボランティア活動)において、いつも出荷されている高山健二さんから「電気自動車とかハイブリッドもいいけど、畑や山林の仕事で使っとる一輪車を電動化できんかなぁ」との話を聞きました。 市販品はあるものの15-30万円と高く、個人農家では手が出ないこともわかりました。
確かに農家のヒーロー軽トラックでもあぜ道や山林の中までは入っていけず、傾斜の多い中山間地では肥料や木材を運ぶのは重労働、、、ということで、何とか自分たちで安価で実用的な電動アシスト一輪車を試作できないかと思い続けてきました。
そして、2年後の2021年の夏、正会員の高野さんが有志メンバー(桑原さん、寺井さん、加藤ヒデさん)を募って試作プロジェクトチームを結成してくれました。豊田市ものづくり創造拠点を利用し、10月29日と11月3日の2日間をかけて初号機1台を試作しました。
初期動作試験を理事で愛菜農園メンバーの杉本さんの圃場で試験を実施。結果はまずまず、ということで山間地でのフィールド試験へGoが出ました。
いざ、山間地へ、2021年12月5日、高山健二さんの住む旭地区に持ち込みました。早速に健二さんがしいたけ栽培をしている山に持ち込み、評価しました。
予想以上に高評価で一同喜びました。しばらく試用してもらうとともに、課題もいくつかみつかったので、並行して改善を検討していくことにしました。
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