Our Projects. 事業
住民の方々の視点を重視しつつ、地域の生活に合った移動の仕組みを企画・開発・運用するために、いくつかの小事業を草の根的に順次進めていきます。地域の課題を理解・共有・解決するための住民共創事業です。
Pre-Project. 地域調査
地域行政の方々のサポートを頂きながら、足助地区で活動する元気アップ自主グループや自治区長さんとの懇談会などを実施しています。足助地区各集落におけるくらしと移動の一端が少しずつわかってきました。これらを踏まえて地域や生活にあった移動の仕組みを企画提案していきます。
課題認識をメンバーで共有するとともに、具体的な事業アイデアの議論を始めました。いずれも地域住民や行政との意見交換に向けた素案です。
Project A
Vegetable Communicator
A事業 ベジタブル・コミュニケーター(ベジコム)事業
<1> 旭元気野菜プロジェクト
(旭地区 地域福祉計画活動「正晴会」に参加)
出荷の足に困っている高齢農家の農産物を買物の足に困っている集落の住民(集会所・自宅)に運ぶことで、双方の元気を維持し、同時に心をつなぐ事業を目指します。
(地元の農産物の集荷・移動・販売)
まずは出荷の足を担うべく、平成29年4月より旭地区の春の山菜・筍を集荷し、市街地のスーパーに運ぶことから始めました。企業に勤める若いボランティアも集まってきています。
<2> 愛菜農園
「会社」から「社会」へ・・・人生100年時代を迎え、定年後のセカンドライフを自然や社会と直接向き合って暮らしたいと考え、趣味と実益を兼ねて農業や家庭菜園を始める人が増えています。会社で培ったものづくりや品質改善の技やお客様第一の精神を自然の恵みを通じて地域社会に還元することを支援する事業です。
野菜の生産・運搬・販売においては旭元気野菜野菜プロジェクトや正晴会との相互支援を行いながら、田舎と街の共助ネットワークや地域の仲間作りを進めます。
<3> ハラペーニョプロジェクト
ハラペーニョの栽培とその加工品を豊田市旭地区の特産品にするプロジェクトで、高齢者の「畑仕事を通じた生きがい」維持を含めた地区の暮らしの維持と地域経済への貢献を目指します。
旭地区の内外の参加者がプロジェクトパートナーとなり、それぞれの世代や立場を生かして一緒に活動することで、地域を越えた共助や交流拡大にも寄与します。
本プロジェクトは、アグリ事業と地域貢献の両立を掲げる㈱ワイズと共同で推進しています。
Project B
Village Mobility
B事業 ビレッジ・モビリティ(集落モビリティ)事業
<構想>
高齢過疎化の進む集落における日常生活を守るため、
①集落や地域の生活に適合した移動手段(Village Mobility)の導入と
②持続可能な住民共同事業モデルの構築と運用
を目指します。
集落や地域の生活移動の実態に合わせることが最重要と考え、
まずは、問題意識を共有し、一緒に調査企画を考えて頂ける地域(自治区)との話し合いから進めたいと考えています。